2021年2月5日金曜日

狩猟生活in綾部その11(令和2年度)

初解体の翌日2月4日。

まさか2日連続はないだろうと、朝の見回りをさぼってしまいました。


午後何気なく罠をみにいくと。。。


木陰からひょいと、鹿が出現。いるではないですか!!初めて自分の罠に鹿がかかりました。メスの子鹿です。

しかし今回は前日いただいたお肉もあるし、何より子鹿ということでリリースします。

取り過ぎないことが共存。

ということで。おびえさせないように近づき、こちらもドキドキしながら、バネを緩めワイヤーを広げて無事前足をはずしました。

しばらく動かないので怪我したのかな~とおもったけど、少しして森に帰っていきました。

夜は前日の鹿肉のタンと心臓を塩コショウでありがたくいただく。



2021年2月4日木曜日

狩猟生活in綾部その10(令和2年度)

 昨日の若鹿解体続き

鹿を捕まえた後、宿の裏で20分くらい鹿を
やすませ、落ち着かせます。


その後、M氏のフクロナガサに棒を刺した槍でとめ刺し。とどめの瞬間の鹿の鳴き声がなんとも悲しげな声でした。
これが命をいただくということ。自然と合掌していました。





石釜の屋根の単管パイプに鹿をつって、解体を始めました。

①肛門をはずす
②お腹をさいて内蔵を取り出す。この時に食べることができるレバーと心臓は別トレーに取り出す。
それ以外を廃棄するため、この時トロ船があると便利
③足から皮をはぐ、頭を落とす、タンを取り出す。






ここで一休み

④肉を切り出す
前足→ロース→あばら→背骨→内ロース→後ろ足



これで解体完了。お肉にして10kgくらい(鹿本体は30~40kgでした。)

昼に早速内ロース、夜に背ロースをいただきました。ありがたや。


2021年2月3日水曜日

狩猟生活in綾部その9(令和2年度)

 ついに2月3日ツーマンセルのパートナーM氏のくくり罠に鹿がかかりました。

雪の降る朝、そこに若い鹿がかかっていました。


初めての鹿ですが、命をよりおいしく頂くために、生きたまま捕獲を試みる。

ロープをまずは角にまき、その後、ガムテープで目と口先を覆い、落ち着かせました。




前足と後足をまずはしっかりくくり、その後両方を合わせ、罠を外しました。






続きは次回。。。

2021年1月27日水曜日

狩猟生活in綾部その8(令和2年度)

1/26朝。前日の米ぬかの効果は。。。。。



1か所獣道の倒木に米ぬか置いた場所食べられていた!
しかも罠が作動している!

それでもかかっていない。。。
ワイヤーが締まる速度が遅いのか、罠を踏んだのではなく、横からけられたのか?
なかなか難しいです。

午後は新たに罠を制作。M氏と追加7個。
これでクチュールでは、くくり罠8個と箱罠1個設置。

新しい罠はワイヤーをかけておく場所がアルミになりました。
すこし動作がはやくなるかな。



2021年1月25日月曜日

狩猟生活in綾部その7(令和2年度)

3日間の雨の間はやはり獣も村にはきていないようでした。

いつも食べられているゆずもそのまま。


そして待ちに待った1/25は晴れ~ということで、いままでの罠も一度回収してバネを締め直し、場所も再検討。


山からおりてくる獣道に設置。あと平らな場所には誘導剤として米ぬかを罠の周りに巻いてみました。

ゆずの木のまわり。
米ぬかとゆずのダブルで誘引
ここは栗の木の根元フンがたくさんあったので米ぬかでさそう。





最後に獣道の途中。
倒木でまたぐ場所の手前に設置。
プラス木に米ぬかで気を引く!


明日が楽しみです!

2021年1月24日日曜日

狩猟生活in綾部その6(令和2年度)

この2日間1/22,23ずっと雨。それでも罠を仕掛けなおし、朝には確認。

雪もなくなってきましたが、まだまだ罠にはかからず。今朝1/24罠を見に行くと、

なぜかくくり罠の1つが掘り起こされ、作動せず横に放置?


それにしても雪がなくなると罠がもろ見えになってしまった。。。なってしまう。地面をもっとほって設置する必要がありますね。


罠の設置にあわせて、獲物がかかったときの備品も少しづつそろえていきます。






(最近買ったもの1)

獲物をつるハンガー
いつの日かこれに獲物をかけて解体できますように。

2021年1月21日木曜日

狩猟生活in綾部その5(令和2年度)

 昨日1月20日くくり罠増設のため、再びM氏と制作。



今回はパイプに入れたものも自作しました。見本をよく見てパイプから製作。








やはりパイプのものはバネを絞りやすい








そして設置。これで計6個のくくり罠と箱罠を1つ設置。

迎えた1月21日なんと、罠を踏まれているがかかっていないのが、2箇所。ゆずを餌にしたものはうまく罠をかわされていました。。。。

結果バネをもう少し絞り、27cmくらいにする必要があるとM氏と結論を出す。試行錯誤の日々です。