里山シェアハウス、古民家の屋根裏に上がれるようになった続きです。
屋根裏に登ると、そこは神秘的な光の差し込む空間でした →正体は数十年、もしくは100年を越える埃とすすに光があたりチンダル現象がおきているのでした。
屋根裏には藁、茅、そして竹で編んだショイコがあり、床にはムシロやゴザが大量に引かれていました。
こんな貴重なものは綺麗に水洗いして、柿渋を塗り再利用しています。
里山シェアハウス、古民家の屋根裏に上がれるようになった続きです。
屋根裏に登ると、そこは神秘的な光の差し込む空間でした →正体は数十年、もしくは100年を越える埃とすすに光があたりチンダル現象がおきているのでした。
屋根裏には藁、茅、そして竹で編んだショイコがあり、床にはムシロやゴザが大量に引かれていました。
しばらく更新ができませんでした。
シェアハウスの改築は毎週末と平日少し進めております。
GWより前ですが、寝室の木部洗いと並行して、天井をはがしました。やはりペイントやべニア、そして新素材のものはなくし、極力オリジナルの木材を見せていきたいです。
木目洗いは窓枠だけでなく、柱も磨きます。
さらには天井板も磨きます。ここの天井はべニアなので、やぶかないように気を付けてながら、磨いてもらいました。
ご覧の通り、昔の雨漏りしたときのシミもきれいにおちました。
before→
木目洗いは続く。
木枠が素晴らしいシェアハウスの物件。
木枠だけでなく、その窓ガラスも現在のガラスのようなフラットなものではなく、すずを利用していない歪んだガラスが素晴らしい。そんな窓枠の木目、特に外側は長年の雨風で木の部分がだいぶ脆くなっているので、気をつけて、ブラシとタオルを使い洗いました。
ここでも重曹を活用しました。
木目洗い、まだまだ寒い日が続く中たくさんの友達が手伝いに来てくれました。
←息子も手伝ってくれました。
↓だいぶ綺麗になりました。
友達が改築手伝いに来てくれたので、今度は木目洗いを行いました。
上から布で拭いただけ、水洗い、重曹を含めた水洗い。
こうしてみるとだいぶ違いますね。
こうしてみると違いがわかります。
←(右)洗った木枠
(左)洗う前)
乾くとこんな感じです。
↓
ご無沙汰の投稿ですが、シェアハウスのリノベどうなっているのか。。。
と心配の方がいるのかどうかはさておき、毎週末そして少し平日も作業はしています。
前回までに外部のリノベは一旦終わり次は内部。
ここら辺にある100年を超える茅葺古民家の特徴は
8畳と6畳(もしくは8畳)の田の字型と、昔おくどさんがあった場所にキッチン。
玄関の脇に小部屋(牛を飼っていた場所とよく言われる)がある感じです。
今回ご縁をいただいたこちらのおうちはとても状態が良く、素晴らしい建具がそのままあります。綾部の中上林にあるシェアハウスの改築はつづきます。
さて、前回の作業で、鬼門にあたる方向のトイレを撤去したおかげか、風が通り、
そして明かりも入るようになりました。
本当はここから車をいれることができると、なおよかったのですが、角度が急でかないませんでした。ただ、荷物の搬入や敷地内へ自転車、バイクを入れることができるようになったのでよしとします。
その他の作業としては、白アリと雨で痛んでいる柱の下の部分を切り、ジャッキであげ、圧を逃がしつつ、伝統的な日本家屋の床下のように、束石を置きその上に再度柱を設置しました。
←土にそのまま木を置いている部分は虫に食べられています。屋外トイレの撤去作業。
汲取トイレが埋まりました。前回も書いたコンクリート破片から砂利、土をのせて、きれいに埋まり、平らにならす。
すっかり平らになりました→
次に土壁を剥がします、土壁は再利用できるので、大事に土嚢に入れて保管。土壁を剥がすと竹をわら縄で編んだ構造。藁って本当に強いと感心します。
土壁がなくなると部屋の感じがすっかりなくなります。
←BEFOER
AFTER↓
このあとは当初の目標の車が通れるようにするため、真ん中の柱を抜いたり、その後の長押(なげし)の部分の後処理です。
単管パイプとジャッキで天井をあげ、真ん中の柱への圧がかかっていないことを確かめ、柱を切ります。切ったあと、長押の部分を少し上げて、新しい木材を渡しました。
シャアハウスの寝室になる部分の外には使われていないトイレがありました。
農村部によくある構造ですが、農作業中でも靴を脱がずに使用できるよう、
外からも中からも入れるようになっています。
内部からは縁側でトイレにつながっていたようです。ただもう使われていないトイレでした。
先週からシェアハウスのリノベをはじめました。
まずは建物について、母屋は一般的な茅葺にトタンをかけたお家。築100年は超えていると思います。
8畳4間、4.5畳が1部屋それに廊下で8畳間と6畳間が増築(昭和)されています。
1階に8畳和室とリビング、キッチン。そして2階に6畳間が2部屋あります。
家の状態やそこにある建具をみると大事にされていた家だとわかります。その思いをうけついでいいものは活かして、活用していきたいです。
母屋の畳をはがしたら、床板にとてもよい材がつかわれていました→綾部市東部の上林地区へ 移住して今年で8年。
数年前から移住者の受け入れのお手伝いや相談を受けていました。
よく聞くのが、住む場所・仕事・子供の学校・病院・農作業です。
そんな住居についてですが、購入物件は全空き家に対して少ないですが、まだ出てきています。ただ外からくるみとしてはまずは借りてすみたいところ。
ところが賃貸物件はなかなか出てきません。縁があって見つかる方がほとんどです。
綾部市の場合定住住宅がありますが、基本的に夫婦、子育て世代限定ということもあり、シャアハウスを作り単身の移住者の受け皿になりたいと思ったのが始まり。
昨年ご縁があって同じ中上林のとても良いお家を紹介していただきました。